縫い目ピッチの修理
不具合の原因となっているベアリングを交換するため、ベアリングの手前側にある下軸と、それに付随するパーツ類を一式取り外します。
ベアリングが挿入されている腕状のパーツも取り外します。
▼こちらのパーツから古いベアリングを引き抜き、新品のベアリングを圧入します。
メス機構の修理
通常は部分的な調整で済むところですが、内部の状態の確認をしたかった為、メスクラッチの土台の方まで分解する事にしました。
本機種のメス機構は複雑な構造。
取り付けられている小バネの張力やパーツの位置関係が少しでも変わると、メス作動やミシン起動に関するトラブルが起こる厄介な箇所でもあります。
今回はこれらのパーツの一部に傷や破損があったため、メス動作が不安定となっておりました。
試し縫い
縫い目のピッチ、巾、長さを変えながら試し縫いを行います。
綺麗な縫い目が出ました。
DIANAの不調でお困りの方はご相談ください。
遠方からの修理依頼も承っておりますが、お伺いのミシンの状態によっては受付ができかねる場合もございます。
出張修理をご希望のお客様におきましては、一度実機を拝見のうえ修理可否を判断させていただきます。
修理のご依頼については下記のページをご覧ください。